【軽井沢】とんでもイタリアーノ!3 男のおしゃれ

私はおしゃれな人が好き。
小さな細部まで気を使ってる人を見ると
素敵だなと思うし、一緒にいて楽しい!
これは男女問わず

こういう友人のシニアと食事をしたけど楽しかった!
彼は私が知ってる男性で一番おしゃれだと思う。
何しろお洋服はイタリアで買ってくるそうです。
 
おしゃれってバランス感覚だと思う
 
これにこれを合わせて
どう素敵に見せるか
自分が心地いいのか。
 
私もおしゃれ好き
上から下まで大切にしているのは。
色の統一感、とバランス
 
間違ってもラッキーカラーがグリーンだと言って
上から下までカエルやキリギリスのようにはならないの
 

アクセサリーも靴も帽子もそして持っているBAGも

髪の色も口紅もネイルもすべて調和
(ブランド品には興味なし)
 
だってそれだけで素敵に見えるし
ウインドに移る自分チェックする
 
そして隠し味は今の流行も少しだけ取り入れる
バージョンUP!
 
よく女性でおしゃれなんだけど
昭和30年代的なおしゃれな人も時々お会いする
きっと考え方もアップデートしてないのかな

特に日本の男性。
そして特にシニアでおしゃれな人を見つけるのは至難の業
よくSNSで変身させてくれるけど自分がいけて見えるだけで
人生の自信にもつながるのにね
 
私は何も石田純一さんのような完璧おしゃれな人を望んでいるのではなくて
ただ清潔でシンプルな服を着てもらいたいだけなの
 
N氏(前に出てきたおじいさんです)の前に
お見合いした人。。
 
昔、会社に着ていっただろうスーツの下のズボン
上は休日のゴルフウエア
いけてないBAGを短めに斜め掛け
 
東京駅で待ち合わせした時は
そのまま帰ろうかと思った。
デイトは本当につまんなかった。
 
友人に言わせると
「男は大体がおしゃれじゃないから
女性が変えればいいのよ」
 
でもシニア世代は意外と出来上がっていて
頑固、人生でおしゃれなんてしたことない
 
例えばサラリーマンはいつもスーツだし
家に帰ればサザエさんのお父さんみたいに和服じゃないから
どう選べばいいのかわからないのかな。。
 
 
さて、N氏の場合だいぶ前に仕事を辞めたとのことで
(大体仕事が好きじゃない。それどころか嫌いなのだ
きっと仕事ができないのだろう。
車の中では前の奥様の話は出たけど、
まったく仕事の話が出ないどころか
私にーその年でそんなに仕事するのやめたら?
 
(うるさい、私は仕事が大好き。仕事をしているときの自分が好き)
 
きっとローマに行ったのも日本の仕事が嫌だからよ。
でもね、できない人はどこに行ってもできない。
 
それは仕事への取組み方が違うから
10年いたローマでの人間関係は非常に希薄
人は財産。
 
人と人との結びつきから仕事は生まれると思うし
まさに最高の仕事こそがそうだと思う!
おしゃれの話に戻すと
N氏(呼び名がおじいさんから変わりました)
と初めて会った時、記憶にあるのは
 
ジャンバーのポケットと
袖口が
真っ黒だった
 
持ってた鞄はそのおじいちゃんからもらったように
よれよれのかばん
私のお見合い市場初めてでした。
 
でお家の話です。
 
地方の小高い山の中腹に建ってたその家
外見は遠くからでも目を引く
シンプルなものでした
 
「今度はインダストリアル風に作りたかったので
庭には四季の草花を植えようと思う
お金がないからすべて自分でやった」
 
急に生き生き話し出した。
ほんの5パーセント見直した。
 
人には誰でもよいところがあるものだ
そうだ家つくりにはおしゃれは関係ないもんね
 
私は期待で胸が高鳴った
中はどんな感じなんだろう。
 
この家のデザインは自分でやったそうだ
この土地は偶然見つけて
交渉して二束三文で購入
 
そうこうしているうちに
建築会社と知りあって
出来上がる
 
「家具はどうしたの?B&Bイタリアみたいなの?」
一番似つかわしくない家具メーカーの名前をわざと聞いてみた
 
「ラニングマシーン以外はすべて作ってもらった」
 
一歩お家の中に踏み入れた瞬間
思ったのは。。。
 
日本の
狭い玄関があって廊下があってたくさんの扉がある家とは違って
まるで外国の家!!
大きな玄関のドアを開けるとすべてがワンルームになっていた。
 
色の統一も素敵だった
小物はすべてが黒
 
海外暮らしのせいか
服はダサいのに
ベッド周りがかっこよかった
 
よく軽井沢で別荘を売りますというので
見に行くと。。外見はすてきなのにベッドのうえに花模様の
布団で枕はそば殻
夢をよく壊される
 
でも待って。
もしかしてこの家
友達の家とかじゃない?(心の声)
 
よくネットのお見合いで友人の写真を送ってくる人がいるけど
お部屋の中はイタリアの絵や家族の写真がセンスよく飾ってあった
 
ここで暮らしたい!
一瞬で私を虜にしたのは
人ではなく家でした。
 
つづく
運を動かす力は自分自身の中にあります